ベトナム・ハノイのゲストハウス「6ドルからの日本人宿」「はっぴーはうす」のざわわです。ゲストハウス周辺の美味しいものを紹介していきます。
今回、ご紹介するのは「ブンオック(Bun Oc)」と呼ばれるタニシ麺です。フォー以外のベトナム麺料理に色々チャレンジしたいとお考えのみなさん、はっぴーはうすに泊まって朝ごはんにブンオックを食べに行ってみましょう。
目次
ベトナムじゅうで見かけるオック(Oc)
おそらく、南北問わずベトナム在住日本人のほとんどが知っている「Oc(オック)」という言葉。街のいたるところで見かけるので、ベトナム語ができるできないに関係なく、自然と覚えてしまいます。
私はベトナム縦断旅行をしたことがあるのですが、「Oc」の文字はホントにどこの地域でも見かけたような気がします。
さて、オックとは何か。
お気づきの方も多いかと思いますが、ずばりタニシ!
正確にはオック=巻貝みたいですが、とりあえず、ハノイの場合、オックと書いてある店へ行くとタニシがごろごろ。ベトナム人でにぎわっています。
ベトナム全土に広がる「Oc」!ベトナム人はタニシ好き!?
旧市街のルオン・ゴック・クイエン通りにあります
今回ご紹介するお店はルオン・ゴック・クイエン(Luong Ngoc Quyen)通りという、旧市街ど真ん中にある路上のお店です。ハッピーハウスからもかなり近い!徒歩1分以内ですね。
はっぴーはうすから行く場合、飲み屋街で有名なターヒエン(Ta Hien)通りを抜けていきます。写真の右側にはっぴーはうすがあります。そして、黄色い矢印の先がターヒエン通りです。
ターヒエン通りは、飲んだり、みんなでワイワイしたりするのがするのが好きな人、バックパッカー気分を味わいたい人なら1度は夜に訪れるべき通り。夜はめちゃくちゃ活気があります。
そのターヒエン通りを進んでいくと、十字路がすぐにあらわれます。今度は左の道です。そして、道の右側を見ていくと…
ブンオックの看板発見です。「Giang – Bun Oc 」というのが店名ですね。
ちなみに、このルン・ゴック・クイエンという通り、超がつくほどベトナム旅行をする人に有名な「シンツーリスト」がある通りです。
タニシ屋の先、ルオン・ゴック・クイエン52番地にシンツーリストがあるので、ツアーやバスの予約に来るついでに、タニシを食べてもいいかもしれませんね。
【Googleマップ】はっぴーはうすからタニシ麺屋まで
路上店は1品メニューなので注文が簡単
このお店、路上店のため、メニューはブンオックだけのようです。
基本的に、路上店舗はメニューが非常に少ないです。なので、路上店はハードルが高そうに見えて、実はらくらく注文ができるのでハードルが低い⁉
また、このあたりは観光エリアなので、店のお姉さんも外国人対応を心得ていらっしゃる。
私がパシャパシャ、スマホで店を撮影しだすと、「ブンオック? ワン?」って向こうから聞いてくれました。
ベトナム在住3年くらいなんですが、ローカルはいまだに少しドキドキしてしまうので、向こうから話しかけてくれると助かります。
ぷりっぷりのタニシ麺を食べてみよう
席に座り、1分もしないうちにブンオック登場!
それにしても、タニシたっぷりですよねー。
野菜盛りも無料でついてきますが、キレイめ。このお店、お野菜だけでなく、路上店なのですが、テーブルも清潔で◎。
気になるスープはあっさり味でトマトが入っています。ベトナムのスープや鍋にトマトが入っているのはよくあること。
麺は細麺タイプのブン。
ブンはフォーとは別のタイプのベトナム米麺。外国人にとっては、フォーがあまりにも有名ですが、ブンもかなりポピュラー。
ちょっといい例えかわかりませんが、日本で言ったら「すし」が外国人にとって有名だけど、毎日の生活でよく食べるのは「おにぎり」、そんな感じでしょうか。フォーは高級料理ってわけではありませんけどね。
麺がかなり細いので、さらっと食べられてしまいます。
そして、出ましたオックことタニシ。大きいタニシと小さいタニシがごろごろ、これでもかってくらい入っています。
味は、正直、泥臭いです。
え、それ「まずい」じゃん?
いやいや、そこが不思議、泥臭いとわかっていながら、ついつい食べちゃう。泥臭さを乗り越えるようなぷりぷり感です。
私は最後の1粒まで拾って食べました(笑)
そうそう、途中でこのピリ辛誰もちょい足ししましょう。
ラー油のかなり辛いの、って感じです。1滴でけっこう辛くなるので入れ過ぎには要注意。私は、1滴入れて、しばらく食べてから、もう1滴、合計2滴!
ピリ辛を入れると、タニシの臭みが分からなくなって良いです。食欲も増しますしね。あと、付け合わせの野菜もたっぷり入れるのがおすすめです。
基本的にあっさり味なので、朝ごはんにおすすめですよ! 飲みまくった日の翌日にいいかもしれませんね。
1杯4万ドン(200円)でした
食べ終わったらお支払。
ベトナムは基本的に、後払いです。時々、前払いもありますが。
お姉さん、金額は英語OKでした。かなり外国人が来ていると思われます。
1杯40,000ドン。
英語で言われると、ベトナム人と別価格なのでは?と疑う人もいるかもしれませんが、ノープロブレム。お姉さん、ベトナム人のお客さんにベトナム語でも4万ドンって言っていましたからね。
旧市街は他のエリアに比べて、色々高いですが、これはベトナム人に対しても同じです。
タニシ麺屋の営業時間
路上のお店は営業時間が短いことも多いのですが、このお店はけっこう長め。
午前7時30分~午後6時
と、お店の人が言っていました。
まあ、でもレストランではないので、突然やってないこともあると思います。参考までに。
タニシ麺のまとめ
ベトナム人が大好き?なタニシの麺を、日本人宿はっぴーはうすから徒歩1分の場所で食べることができます。ちょっぴり泥臭さが残るものの、それの超えるタニシのぷりぷり感がたまりません。
はっぴーはうすに宿泊して、朝はタニシ麺に挑戦!そんなプランはいかがでしょうか?
店名:Giang – Bun Oc Pho
住所:36 Lương Ngọc Quyến, Hàng Buồm, Hoàn Kiếm, Hà Nội
営業時間:07:30-18:00