ベトナム・ハノイ旅行を決めたものの、「ハロン湾のほかにどんな観光地があるんだろう?」と思っているそこのあなた。ハノイから最短1時間半で行ける世界遺産チャンアンを、ハノイの日本人宿「はっぴーはうす」はおすすめします!
そして今回は、ハノイからどうやってチャンアンへの旅行はどうすればいいのか、個人旅行・ツアー旅行(日本語・英語)、それぞれ具体的に徹底解説!(ものすごい長文になってすみません。)
目次
そうだチャンアンへ行こう!
チャンアンの絶景がハロン湾よりもすごかった?
ハノイ旅行というと世界遺産「ハロン湾」があまりにも有名です。しかし、上の写真を見ていただいて感じるかもしれませんが、「チャンアン(Trang An)」の絶景はハロン湾に負けていないですよね。
チャンアンはハノイから南へ約100キロ、ニンビン省にあり、水墨画のような絶景を見ながらの川下りを体験できます。2014年に世界遺産に登録されました。日本のテレビでも取り上げられ、チャンアンの知名度は上がりつつあります。
小舟に乗っての洞窟くぐりも体験できる「チャンアン」!ベトナム旅行をするなら、かなり注目の観光スポットです。
時間がない人は「チャンアン」が「ハロン湾」よりおすすめ
ハノイを訪れるほとんどの人がハロン湾へ行くと思います。もちろんハロン湾も、おすすめの観光地です。船上で夕日を見ながら乾杯、朝の光を浴びての太極拳、ハロン湾でゆったりとした時間を過ごしたら、リラックスできること間違いなし。
しかし、ハノイ滞在時間が短い人は・・・
チャンアンの方がハロン湾より圧倒的におすすめと言えるでしょう。
どうしてかって?
その1番の理由は、ハノイからチャンアンのあるニンビン市へのアクセスが非常に良いのです。高速道路利用のリムジンバスで行けばなんと最短1時間半!
列車の場合、2時間以上かかりますが、チケット購入が簡単なので気軽に行きやすいです。また、ローカルバスは少し難しいですが、本数が多いのが嬉しいところ。ツアーで行っても、午後6時~7時頃にはハノイに戻ってきてしまいます。ハロン湾日帰りツアーの戻りは、だいたい午後8時過ぎ。
早くハノイに帰ることができれば、その日の夜のフライトでも安心ですし、ハノイの夜を楽しむこともできます。
そして、チャンアンの面白さはチャンアンだけじゃないのです。
意味がわかりませんね。
実は、チャンアンには2つの意味があります。1つは川下りスポットとしての名称。もう1つは、周辺にある、別の川下りスポット「タムコック」や、古都「ホアルー」など様々な観光名所を含んだ、このエリア一体の名称で、2014年に「チャンアン複合景観」として世界遺産に登録されています。
チャンアン旅行で楽しめる観光
つまりチャンアンへ行くと言っても、その他の場所も楽しめてしまう。これが、チャンアン旅行をおすすめするもう1つの理由です。
「チャンアンはハロン湾よりもアクセスがよく、1日で複数の観光スポットを楽しめる」そんなわけで、ハノイからの日帰り旅行にかなりおすすめなのです!!
チャンアンへ【個人で行く or ツアーで行く】
「チャンアン面白そう!」と思ってくれたみなさん、ありがとうございます!でも、結局、個人で行くべきなのでしょうか?ツアーで行くべきなのでしょうか?
ここからは、個人での行き方とツアーの種類を紹介したいと思います。自分にはどちらが合っているか、検討してみてくださいね。
個人で行こう!「チャンアンへの行き方」
まずは個人でチャンアンへ行く具体的な方法をみてみましょう。これを読んで、「なんだ、意外と簡単そうだぞ!」と思った人は、ぜひ個人旅行を試してみてくださいね。ツアーで行くより思い出に残ること間違いなしですよ。
どこにあるの?チャンアン
そもそもチャンアンはどこにあるのか…。Googleマップで確認してみると、ハノイから100キロほど南下したあたりです。ベトナム縦断をする人は、必ず通る都市なので、縦断の途中で立ち寄るのもありです。
まずは、ニンビンを目指そう!~ニンビンへのアクセス~
チャンアンへ行こうと考えたとき、まず、チャンアンはニンビン省の中にあることを理解しておいてください。ニンビンへ行って、チャンアンという観光スポットへ行くというわけです。日本国内で例えるなら、今、東京にいて、山梨へ行って富士山を見るというのと同じ感じです。
というわけで、まずはニンビンへのアクセスです。
ハノイからニンビンへの主なアクセスは以下4つに分けられます。
①南北統一鉄道
②ザップバットバスターミナルから長距離バス
③ネットでバス予約
④オープンバスのチケットにニンビンを入れる
このほかハノイから、バイク、自転車、タクシーなども考えられます。
その1 南北統一鉄道に乗って旅気分
料金:ハノイ駅→ニンビン駅まで、10万ドン(約500円)前後
※ソフトシート・ハードシート、日時によって値段が異なる
所要時間:約2時間15分
備考:駅からチャンアンまで、タクシーやバイク等で移動する必要あり
個人で行くなら、1番シンプルでわかりやすい方法だと思います。また、旅気分が味わえるのもいいですよね。
ただ、朝9時発の列車に乗って日帰りをしようとすると、到着時刻がお昼のため、現地滞在時間が短いです。チャンアン(川下り)のみ行くことなら可能です。日帰りでチャンアン以外の他のスポットもまわるなら、がんばって6時発の鉄道に乗るか、行きはバスで早めにニンビンに到着し、帰りに鉄道を利用するのがおすすめです。
1泊2日や縦断中に立ち寄るなら、ゆっくり出発しても問題ないですね。
ハノイ駅の場所
ハノイ駅は旧市街から割と近く徒歩で行くことが可能です。日本人宿はっぴーはうすからは、30分弱といったところでしょうか。
もし、早朝から列車に乗ってニンビンへ行くなら、駅近くの日本人宿「イージーステイハノイ」もおすすめです。
日帰り旅行におすすめの主な列車時刻表
列車で日帰り旅行をするなら、以下の列車を利用することになると思います。
午前発のハノイ発ーニンビン行(行き)列車
SE7 06:00発 08:14着
SE5 09:00発 11:17着
夕方発のニンビン発ーハノイ行(帰り)列車
SE6 16:51発 19:12着
南北統一鉄道の切符購入方法
切符はハノイ駅の窓口で直接購入可能です。
当日、買ってもいいし、売り切れが心配な場合は、事前にハノイ駅へ行って希望の日のチケットを購入しておくこともできます。ハノイ駅で、ニンビン発ハノイ着の切符も事前購入可能です。窓口では、簡単な英語が通じます。
また、南北統一鉄道の公式サイトから、空席状況・料金・時刻等を確認することができます。
メニューより英語に変更可能です。2019年3月現在、カード決済はベトナムのクレジットカードでないとできません。
そして、まだ私は利用したことがありませんが、こちらのチケット予約サイトなら決済可能と思われます。
【要注意】ハノイ駅窓口で切符を購入する場合、販売員がぼったくるケースがあります。切符はQRコードがついたレシートタイプのものが公式なものです。チケットには料金等情報がしっかりと記載されています。必ず、もらったチケットの料金と請求された料金を確認してください。
その2 バスターミナルから長距離バスは上級者?
料金:ザップバットバスターミナル→ニンビンバスターミナルなど、7~8万ドン(約350~400円)程度
所要時間:約3時間前後
備考:到着地からチャンアンまで、タクシーやバイク等で移動する必要あり
ベトナム旅行の基本は長距離バスと言えるでしょう。しかし、路線バスやバスターミナルではベトナム語しか通じない可能性が高く、ちょっと上級者用。しかし、もっとも冒険気分が味わえる交通手段かもしれません。
※わたしはまだザップトップバスターミナルからニンビンへ行ったことがまだありません。今後、調査予定です!
基本的な長距離バスの乗り方
①出発都市のバスターミナル(ベトナム語は Ben Xe)に路線バスやバイクタクシーで行って乗車
②到着都市のバスターミナルで降車
③到着都市の路線バスやバイクタクシーで都市の中心部へ向かう
という感じです。
ハノイには複数の大きなバスターミナルがありますが、ニンビン行きは「ザップバットバスターミナル(Ben Xe Giap Bat)」からたくさん出ています。
ザップバットバスターミナルまでですが、ハノイ中心部からは路線バスで行くことができます。路線バスはGoogleマップで現在地から、「Ben Xe Giap Bat」までのルート検索をすれば、どのバスに乗ればいいかわかります。
日本人宿はっぴーはうすからは、「03A」のバスに「162 Trang Quang Khai(空港からの86番バスで降車したバス停)」から乗るのがわかりやすいかもしれません。
その3 バスチケットをネット予約【Ve Xe Re】
料金:15万ドン前後(バスによる)
所要時間:約1時間半前後
備考:チャンアンまで、直通のバスもある
駅やバスターミナルへ行って、英語がなかなか通じない思いをして、やっとのことで乗車・・・そんなのは昔の話!?
「Ve Xe Re」(ヴェーセ―ゼ―)というサイトをcheckしてください。
すべてのバスが掲載されているわけではありませんが、主要なバス会社のバスが登録されていて、時刻や乗車・降車場所、空き状況などを検索でき、さらにバスによっては予約・決済までできてしまいます。
また、リムジンバスも多く掲載されていて、ハノイからニンビンまで1時間半ほどでついてしまうバスも複数あります。
Ve Xe Re の使い方
①メニューより英語に切り替える。
②出発地(Hanoi)と目的地(Ninh Binh)、日にちを入力し検索
Ben xe Giap Bat (ザップバットバスターミナル)も入力してみてください。バスターミナル発のバスも検索可能です。また、目的地に「Trang An」と入れると、チャンアンまで直通のバスが検索できます。
③利用したいバスを選ぶ。
出発地&目的地、日にちを入力すると、該当するバスがずらりと出てきます。出発時刻や値段を見てバスを選びます。
出発地や到着地の住所も、カーソルを合わせると出てくるので確認できます。時刻や料金なので、チェックする大切なポイント。
住所を見てもどこかわからないって・・・
そんな時は、Googleマップで検索すれば大丈夫ですね。
④指示に従って予約する。
ネット上で予約からクレジットカード決済までできるもの、電話予約しコンビニ決済するもの色々あります。ベトナムの電話番号が必要なことがありますが、はっぴーはうす宿泊のお客様でベトナムの電話番号がない場合、スタッフにご相談ください。
④ネット予約できるものの場合、予約確定のメールが送られてくる。
決済などすべてが済むとメールが入力したアドレスにメールが送られてきます。とってもシンプルでわかりやすい英語メールなので、安心ですよ。
⑤メールに記載されている乗り場に行き乗車。
出発時刻の30分前に行くようにしましょう。30分前になっても集合場所に行けなかった場合、乗車できないわけではありませんが、ドライバーから直接電話がかかってきます。Ve Xe Re のスタッフは英語可能ですが、ドライバーはベトナム語のみの場合が多いので、電話がかかってくる前に早めに行った方が安心かも。
※Ve Xe Re で紹介されているバスは予約しなくても乗車可能です。しかし、リムジンなど席が少ないものはあらかじめ予約しておく方が安心。
その4 オープンバスのチケットにニンビンを入れる
料金:オープンバスチケットの中に含まれる
所要時間:約2時間前後
備考:基本的には、ハノイ夕方発ーニンビン夜着のみ
オープンツアーバスとは、複数の地点で降りることができるチケットです。降車ポイントの1つにニンビンを入れてしまいましょう。ベトナム縦断をする人はこの方法もかなりおすすめです。
ニンビンへのアクセスまとめ
ハノイーニンビン間の移動方法はご理解いただけましたか?(え、もっと詳しく知りたい!という人はお問い合わせからお気軽に質問してくださいね。)
主な方法をまとめると、
①南北統一鉄道
②ザップバットバスターミナルから長距離バス
③ネットでバス予約
④オープンバスのチケットにニンビンを入れる
の4種です。そして、ここでは紹介していませんが、本当に自力でバイク(場合によっては自転車)を運転していく方法なども。
①~④、当然ですがどれも日本語は一切通じません。簡単な英語やジェスチャーなどが必要になってきます。また、ベトナム語が使えた方が便利な場合も正直多いです。
ニンビン中心部からチャンアンへの行き方(観光地間の移動方法)
さあ、ここからは、ニンビンに着いたあとの観光地間の移動方法についてです。
一部のリムジンバス(③の方法)をのぞき、ニンビンに着いたら自分でチャンアン(川下りスポット)などへ移動しなければなりません。
主な移動方法は以下3つでしょう。
①レンタル自転車・・・1日5万ドン(約250円くらい)
②レンタルバイク・・・1日10万ドン(約500円くらい)
③タクシー・バイクタクシー・・・1km1万ドン(約50円くらい)駅からチャンアンまでなら、10万ドンぐらい
駅前にはレンタルバイク&自転車がある
①②のレンタル方法ですが、駅前の旅行代理店やカフェでレンタルできます。ニンビン市内に複数レンタルショップがあると思われるので、今後調査したいところですね。
レンタル料の目安はバイクなら10万ドン(約500円)、自転車なら5万ドン(約250円)です。
また、ニンビンに宿泊した場合、ゲストハウスでバイク、自転車を貸してくれることも多いです。
Ninh Binh Central Hotelは、はっぴーはうすで手配しているオープンツアーバスの停留所です。駅前にあり立地もよく、バイク・自転車レンタルも行っています。
タクシー・バイクタクシーの相場について
今回、利用させてもらったトゥイ―さん。バイクタクシーは、乗車前に値段を確認して利用しました。
私は、
チャンアン ー ムア洞窟…5万ドン(約250円)
ムア洞窟 - ニンビン駅…6万ドン(約300円)
を利用しました。
他の区間については実際に利用していませんが、トゥイ―さんよると
ニンビン駅 - チャンアン…10万ドン(約500円)
ニンビン駅 - タムコック…10万ドン(約500円)
だそうです。おそらく、タクシーも似たような料金になると思います。
具体的なチャンアンまでのルートは?
個人でバイクや自転車などで行く場合、なんとチャンアンまでは「チャンアン(Trang An)」という道がありました。
やや古い記事ですが、実際に行った時のことをまとめてあります。
※上記ブログにチケット代15万ドンとありますが、2019年現在20万ドンです。
チャンアンでのチケットの買い方&乗り方
チャンアンに到着すると、乗り場へと向かう立派な橋があります。しかし、チケットが売っているのは、道をはさんで反対側、駐車場の方です。(※2019年3月の状況です)
奥へ進んでいきましょう。
左側が駐車場になっていて、右側にお土産屋やレストラン、チケットカウンターがあります。ルートは3種類ありますが、ここでは選ぶ必要がありません。どのルートも1人20万ドンです。身長が1m以下の人は、10万ドンとのこと。
チケットを買ったら、道をはさんで反対側の乗り場へと向かいます。
案内に従って進みます。この時、レーンに並んでいる人はほとんどいませんでしたが、ディズニーランド顔負けのレーンがあります。おそらく旧正月などはベトナム人でごった返すのだと思われますよ。
改札を通って・・・
乗船です。ここで、どのルートがいいか係員に聞かれます。
ルート1、2、3から選びましょう。1は洞窟が多いコース、2と3にはキングコングの撮影セットの島があります。あ、もちろん係員の人はワン、ツー、スリーの英語がわかっています。
1人で行った場合、同じコースを選んだ他のグループの人と相乗りになります。
個人でチャンアンへ行った場合の費用と時間
費用
結局、個人で行くとどのくらい費用がかかるのか…。はっきりとした額ではありませんが、目安です。
ニンビンまでの交通費:16万~30万ドン(約800~1500円)
ニンビン市内での交通費:5~30万ドン(約250~1500円)
チャンアン入場料:20万ドン(約1000円)
その他食費など:5万~20万ドン(約250~1000円)
合計:46万~100万ドン(約2300~5000円)
これは、チャンアン以外の観光地に行かなかった場合の金額です。
所要時間
ハノイから、最短、バスで1時間半でニンビンについてしまいます。といっても、バスの集合場所に移動することなど考えると、移動時間は片道2時間半。
チャンアン(川下り)のみの観光だったら、3時間程度です。つまり、約8時間。朝、8時に出発した場合、16時頃に帰ってこられる計算です。
ただ、せっかくですので、チャンアンともう1箇所ぐらい観光したいものですよね。すると、早くて18時頃にハノイに戻ることになると思います。ハノイ行きの最終列車に乗った場合、到着はハノイ駅に19:12です。
ツアーで行こう!「チャンアンツアーの選び方と申し込み方法」
チャンアン、個人で行くのはちょっと心配だなぁ、そんな人はツアーに参加しちゃいましょう。チャンアンツアーはハロン湾ツアーよりも安く、気軽に参加しやすいですよ。日本語ツアーも55ドルからとかなりお得!
ツアーの選び方
ツアーの種類
日本では最近「チャンアン」という名前が有名になりつつありますが、ハノイからのツアーを探すとき、ニンビンツアーというカテゴリーで探すとわかりやすいです。
ニンビンツアーは大きく分けて2つです。
ニンビンツアー
①バイディン寺&チャンアン川下り
②古都ホアルー&タムコック川下り
ここまで何度も書いてきましたが、チャンアン複合景観という世界遺産がニンビンにあるわけです。そして、チャンアン複合景観の中に、「チャンアン川下り」と「タムコック川下り」があるわけです。
ツアーは大きく分けて2種類ですが、最近はそのほかのツアーもあります。
たとえば…
ムア洞窟(上からの絶景)&タムコック(川下り:田んぼの緑がきれい、初夏は蓮の花)
などのツアーも販売されるようになってきました。
はっぴーはうすで紹介しているJVTAのツアーは、チャンアン&古都ホアルーの組み合わせも可能です。
チャンアンツアー or タムコックツアー?
①バイディン寺(東南アジア最大級の寺)&チャンアン(川下り:たくさんの洞窟、キングコングの撮影地)
最近人気急上昇の「チャンアン川下り」です。以前は「タムコック川下り」の方が有名でしたが、キングコングの撮影地として一躍人気スポットになってしまいました。
チャンアンのいいところは、洞窟くぐりが多数あるところ、そして、漕ぎ手の接客がよいところ。観光地にありがちな「チップ、チップ」攻撃ももありません。
バイディン寺は新しいお寺ですが、東南アジア最大と言われるほどの大きなお寺です。
料金:英語の場合30ドル前後、日本語の場合、55ドルくらいから
②ホアルー(古都)&タムコック(川下り:田んぼの緑がきれい、初夏は蓮の花)
タムコックは田園風景の中を進む川下りです。田んぼがきれいな季節春~秋にかけておすすめスポットです。冬は稲がないのでちょっとつまらないかも…。初夏には蓮の花も見ることができます。足でボートを漕ぐ姿が見られるのもタムコックならでは。
しかし、お土産売りのボートがいるのが難点。お土産売りボートの押し売りパワーはすごいです。漕ぎ手によっては「チップ」を求める人も。
古都ホアルーはベトナム最初の独立王朝が置かれた場所。すぐにハノイに遷都されるのですが、ハノイの「タンロン遺跡(世界遺産)」を観光するなら、合わせて見ておくと歴史のつながりを感じられるかもしれません。
料金:英語の場合30ドル前後、日本語の場合、55ドルくらいから
日本語ツアー or 英語ツアー?
当然ですが、日本語ツアーは高いです。だいたい、英語ツアーの倍くらいの値段になります。
その料金を出して、日本語ツアーに参加する価値があるのかというのが問題ですよね?
ずばり、【古都ホアルー】の歴史を知りたいかどうか、それが日本語ツアーを選ぶかどうかの境目かと思います。
チャンアン川下りにしろ、タムコック川下りにしろ、川下りは小舟に乗るので、ガイドは一緒に乗船しません。つまり、ツアー中の半分の時間は解説が全くないわけです。川下りについては、ガイドの言語は全く関係ありません。
もし、チャンアンの景観だけが目的なら、ツアーで行く必要すらないかもしれません。
しかし、古都ホアルーでは、日本語ツアーの価値が出てくると思います。ホアルーに行った場合、英語でも日本語でも【いいガイドさん】に当たると、かなりの情報量を提供してくれます。歴史の話なので、英会話レベルの英語力だと、正直、日本語ガイドの方が助かります。(私の場合はまさにこれ)
ツアーの申し込み方法
ネットで申し込み
チャンアンにツアーで行こうと決めたらネットで申し込むことが可能です。
日本人宿はっぴーはうすは、【イージーベトトラベル】のツアーをご紹介しています。
現地で直接申し込み
日帰りチャンアンツアー、とくに英語ツアーだったら現地での申し込みもありかもしれません。ハノイ中心部(旧市街)にはたくさんの旅行代理店があります。
また、ホテルやゲストハウスでも、チャンアンツアーの予約を受けていることは多いです。
当サイト「はっぴーはうす」でも、現地でのご予約を承っています。英語ツアー、日本語ツアーともに対応します。
【Googleマップ】
お気軽にお越しください。
個人旅行はツアーよりもお得?
チャンアンへは、個人で行くのとツアーで行くのとどちらが費用的にお得か気になるところですよね。
チャンアンへ個人で行った場合の最安値は…
①ハノイーニンビンは鉄道(ハードシート)往復・・・6万8千ドン(片道)×2=13万6千ドン
②ニンビン市内の交通は自分でバイク・・・10万ドン
③チャンアン入場料・・・20万ドン
④バイディン寺・・・無料
⑤昼食や飲み物等・・・5万ドン
①~⑤の合計、48万6千ドン
一方英語のチャンアン&バイディン寺ツアーですが、$30(69万ドンくらい)前後くらいからです。
かろうじて、自力で行った方が安いような気がしますが、5万ドンの食事だと、名物のあんかけおこげなど食べることができません。ツアーだったら、ビュッフェ形式かもしれませんが、名物料理などもたべることができます。
というわけで、個人旅行が値段的に格安というわけではないようです。個人で行くか、ツアーで行くか、値段で決めるのではなく、自分がどんな風に旅行したいか考えて決めるのがいいかもしれませんね。
世界遺産チャンアンの行き方まとめ
ハノイから小旅行できる観光スポットは「ハロン湾」だけじゃありません。最近の注目は同じく世界遺産である「チャンアン」です。チャンアンは小舟に乗りながら、奇岩の景色を楽しむことができます。
そして、チャンアンへは、個人でも、ツアーでも自分の旅行スタイルに合わせて行き方を選べるのが魅力です。
鉄道に乗って旅気分を味わうもよし、リムジンバスをネット予約し時間節約で観光するもよし、ツアーに参加しらくちんで行くのもよし・・・チャンアンへの行き方は自由自在です。