ベトナム・ハノイのゲストハウス「6ドルからの日本人宿」「はっぴーはうす」のざわわです。ゲストハウス周辺の美味しいものを紹介していきます。
って、久しぶりの食べ物情報ですよね・・・。最近、ツアーやタクシーの紹介など商売っ気に走っていました。でも、お泊りの皆様が欲しいのは、やはり何と言ってもお食事情報!!!
今回、ご紹介するのはハイフォン名物「バインダー」のお店「Bánh Đa Đỏ HP(バインダードーハイフォン)」です。日本人宿はっぴーはうすからも行きやすく、小ぎれいなお店なので誰でも入りやすいと思います。
って、そもそもバインダーって何かって?記事を読んでみましょう。
目次
ハイフォン名物、バインダーって何?
みなさん、ハイフォンという都市をご存知ですか。
ベトナム北部第2の都市であり、サイゴン港に次ぐ大きな港を抱える街です。観光地で言うならば、ハロン湾のすぐそばです。
そのハイフォンには「バインダー」というフォーとは異なるご当地名物麺があるんです。
バインダードー(Bánh Đa Đỏ)と呼ばれ、赤茶色のような色をしている麺です。ドーはベトナム語で赤の意味。サトウキビが練り込んであるらしいです。フォーはふにゃふにゃした感じですが、このバインダー、ちょっとかためでコシがあるのが特徴。
以前、ハイフォンに行ったとき、鍋を頼んだらシメの麺もこのバインダーでした。普通、他の地域だったら、ブンという白い米麺かインスタント麺あたりが出てくるので、ちょっとびっくり。それだけ、ハイフォンではみんなが食べなれている麺ということですよね。
あ、そうそうバインダークアのクアの意味はカニです。
バインダー〇〇(具材名)というのが色々あるのですが、クアが有名です。
ハノイのバインダークア有名店「アンビエン」にて
どこで食べられるの?はっぴーはうすからは徒歩10分弱
ハノイやホーチミンなど大都市のいいところは、そのほかの地域に名物も気軽に食べられるところ。
バインダーはハイフォンの名物ですが、実はけっこうハノイでも食べられます。そして、はっぴーはうすの近くにも、気軽に入れるお店が!「バインダードーハイフォン」というお店です。
【Googleマップ】
はっぴーはうすからの行き方がめっちゃわかりやすいのが魅力。
はっぴーはうすを右に出て、ひたすらまっすぐです。
アグリバンク(AGRI BANK)という銀行が見えたら、その角を右に曲がります。
すぐに五差路が見えたら、もう到着。上の写真だと、自転車の果物売りのおじさんの上の方にお店の看板が見えますよね。だいたい徒歩10分くらいです。
ローカルの人も利用するお店ですが、路上店ではないので、観光客でも入りやすいと思います。
甲殻類のスープがたまらない!コシのある麺もうまい
じゃじゃーん、これがバインダークアです!
と思いきや、頼んだのはバインダータップカム(ミックス)です。海老、カニ、魚が全部入ったやつ。
「タップカム(Thap Cam)」(ミックス)という言葉は超便利なベトナム語なので、ベトナム旅行する人は覚えておくべき単語ですよー。料理を注文するとき、何を注文してよいのかよくわからなかったら、とりあえず「タップカム」!
さて、お味はというと・・・
うまい!あっさりながらも、甲殻類の風味が出てていて美味しいスープ。そして、フォーよりもコシがあって、うまみもある麺、バインダー。「フォーに飽きたなぁ」と思ったら、おすすめの一品です。
メニュー色々、麺は3種類あり
外国のお店で困るのが注文ですよね。
でも、ご安心あれ、メニューがありました。
上4つ赤色がスープ有、下2つ緑色は汁なし麺。
赤4つは麺が選べるようになっています。
ハイフォン名物のバインダー以外も選べるということですね。
メニューの指差しだけで注文すると違う麺が来てしまうといけないので、「バインダー」が食べたいとアピールしておきましょう。
値段はどれでも6万ドン。
ローカルとしては安くはありませんが、日本円になおすと300円です。それほど高くないですよね。
そうそう、メニューには「バインダー・クア」はありません。
「バインダー・トム・クア(海老・カニ・バインダー)」や、今回私が食べた「バインダー・タップカム(ミックス・バインダー)」を選べばカニが入ってきます。
ミックスには海老も入っていて、美味しかったですよ~。
バインダードーハイフォンのまとめ
実は時々、「バインダーを食べたいんですけど、どこにお店がありますか?」と聞かれることがあります。というわけで、今回この記事を書いてみました。
ハイフォン名物のバインダーはコシがあって、フォーとは違う美味しさがあります。そして、海老やカニとよく合う麺です。
フォーではないベトナム名物麺を試してみたいと思ったら、ぜひ足を運んでみてください。
まだまだあるよ、ベトナム麺