こんにちは。ベトナム・ハノイのゲストハウス「6ドルからの日本人宿」【Happy House】をやっているざわわです。
今回、私はハノイ(ベトナム)からルアンパバーン(ラオス)へバスで移動してみました。というのも実は日本人宿で、このハノイールアンパバーン間のチケットを販売していこうと思うのですが、ざわわさん、どんなものか全くわかっていない。
噂によるとけっこうハードだとか、なんだとか…。そんなハードな乗り物、日本人にほいほい売っちゃっていいのかい???
実際に行って確かめてみなければ。
そんなわけで、ハノイからルアンパバーンへ向けて、バスでGO!
※ラオスへのバスは日によって「バスの種類」や「乗り換えの有無」、「ルート」等が異なります。バス移動のイメージとしてお読みください。
ご予約はイージーステイハノイのHPより
目次
ゲストハウスにピックアップ。ぞろぞろ歩いてマイクロバスへ
4時50分にバス会社のおじさんがやってきました。バスに乗るのかと思いきや、おじさんはバイク、ピックアップされた私たちは徒歩でぐるぐる旧市街を歩き、新たなお客を拾っていきます。
ある程度、人が集まると「ここで待っていて」と言われました。おじさんがやや離れたホテルのお客をピックアップしてきます。
そして、旧市街から乗るお客が全員そろうと、旧市街の東側、太い道路へ。
ようやくマイクロバスに乗り込みます。だいたい5時過ぎです。
いたって普通のマイクロバス。バックパックなど大きな荷物がある人は、助手席に荷物を置いていました。
このバスでバスターミナルへ向かいます。途中、何人か新たに人を拾っていましたよ。
バスターミナルに到着!大型バスだ。え、でも…
6時15分頃、「Ben Xe Nuoc Ngam」という旧市街からみると、南側にあるバスターミナルに到着。
まず、ビエンチャン行きの人が先にバスに乗り込みました。ルアンパバーン行きの人は外で待つように言われました。で、違うバスに乗るのかと思いきや、しばらくして乗るように指示されたのは同じバス。ビエンチャン行きのバスです。おそらく途中で別のバスに乗り換えるんでしょうね。
さてさて、どんなバスでしょう…
ええええええ???
まさかの「平ら」。
めっちゃフラットです。床です。
全部が床席というわけではないのですが、1/3くらいは床席。どうやら、乗り換えるルアンパバーン組みは床席みたいです。
ただ、一部ビエンチャン行きの人も床席にさせられていました。
6時30分、さあ初体験の床席で、ラオスに向けて出発です!
あ、でも、このバス、Wi-Fiはよく入っていました。パスワードは前方に座っているバス会社の人に聞けば教えてくれましたよ。
※バスのタイプは日によって変わります。
ニンビンで、チーム・ザ・ベトナムに乗り換え
(上の写真は国境付近で撮った写真です。)
床席バスで2時間ほど走った頃、「ルアンパバーン」「ルアンパバーン」と呼ばれました。
どうやら、乗り換えのようです。バスは道路に停車し、すぐそばに停車しているルアンパバーン行きの別のバスに乗り換えました。
マップスミー(地図アプリ)で場所を確認すると乗り換え地点はニンビンです。
※日によってハノイから直通でルアンパバーンに行く日もあります。
乗り換えたバスはニンビンールアンパバーン間を移動する、ニンビンの会社のバスです。つまり、ニンビンのゲストハウスでルアンパバーン行きのバスを予約できるってことですね。ベトナム北部だけを旅行し、ラオスに移動する人はニンビン観光をし、それからラオスに入るのもいいかもしれません。
さて、バスの様子はというと…
今度は全席シートでしたが、スタッフはオンリーベトナム語なのはもちろん、ドライバーを含むスタッフ5人全員の雰囲気がザ・ベトナム人。(さっきまで乗っていたビエンチャン行きのバスは、英語をしゃべるおじさんがいました。)
タバコを吸いながら運転するのはもちろん、暇な時間はバスの先頭部分で輪になりカードゲーム。お金もガンガンかけています。そして終いには、「こっちに座りなよ」と、カードゲームに誘われました。できないので、お断りしましたが。
仕事と遊びの境が適当過ぎる…。
こういうの嫌いな人は嫌いですよね?でも、反対にこういうのを体験したい人もいるかと…
必ずこのバスになるわけではありませんが、こんなバスに当たることもあります。ラオスでバスで行く人は、その辺も承知の上で行ってくださいね~。
ただ、ベトナム人は超優しいんです。
ラオスの休憩所での出来事。
ベトナムのお金もラオスのお金もほとんど持っていなかった乗客にスタッフの1人が、「何食べたい?俺が払うから」って。
結局、その乗客は何も食べなかったのですが、なんて太っ腹なんでしょう。
私はこういう自分のやりたいことを好きなようにやって、他人に対しても気が向くままに優しい(自分が他人に優しくしたいときは優しいが、そういう気がないときはそんなに優しくない)ベトナム人がけっこう好きです。
いつでも一定レベルの礼儀と親切さを兼ね備えた日本人も素敵ですけどね。
両方のバランス感覚がある人になりたい。
そうそう、このバスはWi-Fiはありませんでした。お水は「飲みたい」というとペットボトルの水を無料でもらうことができます。
※バス会社は日によって異なります。
早朝、ベトナム国境へ&小休止
ベトナム出国
朝、7時頃。ベトナムの国境に到着です。
バスから1度降り、写真の建物の中に入って出国審査です。パスポートと貴重品を持ってバスを降りましょう。
バスの乗り換えはないので、リュックなどはバスに置いたままでOK。
建物の中に入ると、いくつか小さな部屋が並んでいて1番奥の部屋で出国審査でした。
ベトナムの出国は本当に簡単です。
パスポートを見せてスタンプを押してもらうだけ。
何かチェックされることはとくにありません。何も話していない。
朝ごはんを食べて一休み
建物の出口は入口の反対側です。
バスも出口側に来てくれます。
でも、ドライバーさんたちがいない…どこ?
と思ったら、こちらのごはん屋で朝ごはんを食べていました。
建物を出てすぐのところにあります。
というわけで私も牛肉ブンを食べました。3万ドン。それからトイレにも行っておきました。和式ですが、水洗トイレできれいでしたよ。
写真を撮り忘れてしまいましたが、頭を独特のお団子にまとめたターイ族(少数民族)の人たちがやっているお店でした。
ラオス国境へ移動。そして入国
ベトナムとラオスの国境は離れています
ブンを食べていると、ドライバーさんが「早く、早く!」と。「はい、はい。」と、慌ててお金を支払い、バスに戻りました。
バスに乗ってラオス国境へ移動します。国境間はちょっと離れていました。歩くのは難しそう。
※どうやら日によって通過する国境が異なるようです。ニンビンの乗り換えなしで、ハノイからダイレクトでルアンパバーンへ行く日は、もっと国境の間が近く徒歩で移動するようです。(他のひとのブログによる)
入国カード記入
ラオス側に到着し、再びバスを降ります。もちろん、荷物は置いておいてOK。貴重品とパスポートを持って、いざ入国。
ラオス側は建物に入りませんでした。建物の外側に窓口が並んでいます。
1番手前はアライバルビザの申請窓口。日本人は15日以内ならビザが不要です。欧米人のみなさんはここでビザを取得。
私は数日間の小旅行なので、ビザ申請窓口では、入国カードをもらいました。
建物の手前にテーブルがあるので、そこで入国カードを記入します。ペンはテーブルに置いてないので自分で持っていると便利ですね。
中身はというと、いたって普通の内容です。
パスポート番号や発行日、それから職業とか。反対側は出国カードになっていました。この形式、タイと似ています。
ただ、自分が今どこにいるか、よくわからず入国する場所が書けなかったので、窓口(ビザの隣の窓口)で素直に「わからない(英語)」というと、サラサラっと書いてくれました。
おそらく、Panghokという場所です。PHと書かれました。
それから、実は入国カードとともにバスの入国チケットみたいなのももらいました。(写真の下の小さな紙)
15万キップと書いてありますが、これはとくに個人では払っていません。(払っていないと思います)
Panghokはお金が必要です
そして、入国カード提出時に、1万6千キップ(ドン・ドルでも可)を支払うよう言われました。なんだか観光料みたいなお金らしいです。この窓口ではスタンプを押してもらえません。
お金を払って隣の窓口へ。
次の窓口でスタンプを押してもらいます。ここで、2万キップを支払うように言われました(ドン・ドルでも可)。え、また!!!!と思いながらも支払っちゃいます。これが、スタンプ代のようです。
ふう、ようやく入国したか、と思ったら、なんと最後に体温を測る場所が。で、ここで最後に5000キップ。えええええ!!!!!って感じです。
合計4万1000キップ。(すべてベトナムドンで支払った場合、12万5千ドン)
米ドル、ベトナムドンで支払うとレートがちょっと悪いですが、支払い可能です。
※別の国境の場合、このお金が不要のようです。
ひたすら田舎道&休憩
田舎道
ラオスに入るとひたすら田舎道を走ります。田舎道と集落の繰り返しですが、けっこう趣があるんです。私はバスの先頭から写真や動画を撮らせてもらいました。
スタッフのベトナム人さんたちは、そういうことに対してとっても適当。日本だったら、危ないから「席に座っててね」ってなるんでしょうけど。
休憩はベトナム料理の店へ
11時過ぎに休憩がありました。もちろんラオスに入ってますが、壁にはってあるメニューは英語とベトナム語。
私が誰に注文したらいいのかしらん?英語でかな?とキョロキョロしていると、バス会社のお兄さんが「何、食べるの?」と。私のかわりに注文してくれました。
ラオス語で…いやいや、ベトナム語で。
普通にベトナム語が通じる店でした。ちなみにバス会社の人たち、ラオス語は話せないそうです。
ここのお店、どうやら、ラオスにあるベトナム人向けのお店のようです。Wifiをお借りしたらcomvietというWifiでした。
というわけで支払いは、キップ、ドン、ドル何でもOK。
それから、店に入っての休憩はこの休憩が最後でした。これ以降、トイレに行きたい場合は、「トイレ…」とバスの人に言って、バスを道にとめてもらいます。その後、どうするかって?ご想像にお任せいたします。
私はこちらの休憩所でおトイレをお借りしておきました。今度は、水を自分で組んで流すタイプのおトイレでした。
※立ち寄る店も、日によって異なります。
まさかの2回目の乗り換え
そろそろ着く頃だよな~なんて思っていると、バスがとまりました。
え、どういうこと?
乗り換えのようです。
なんで、なんで?と、バス会社の人にきいてみると…
「自分たちのラオスの家がこの近くにある。今日はお客が少ない(5人)ので、バスは街まで行かない。だから、今日は小さい車で街まで行って。」
とのこと。ナニソレ…。
今日は特別だと会社の人は言っていました。
迎えに来たのは乗用車に乗ったおばちゃん2人組み。ベトナム人です。おばちゃんの車に乗って、通常、バスで向かうバスターミナルへ。
バスターミナルに到着、トゥクトゥクで中心地へ
バスターミナルに着いたら、市の中心部へ移動します。
トゥクトゥクが寄ってきました。
最初、1人2万キップ×5人で行くよと言われましたが、強気の欧米人。
2万キップなら歩くと言い、1人1万キップに値切りってくれました。
後で、泊まった日本人宿の日本人の方に聞いたら「普通は1人2万キップだよ。ベトナムより物価が高いからね。」と。
トゥクトゥクのおじさん、ごめんなさい。
ちなみにお支払いはキップがいい模様。私は心配症なのでベトナムでキップに両替していました。なのでATMでお金を引き出す必要はなかったのですが、欧米人のみなさんは、途中のATMでキップを引き出していました。
いやぁ、きっとこのトゥクトゥクドライバー、ぼったくりでもなんでもなく、本当に親切な方だったのでしょう。
最終的に私の泊まりたい日本人宿の場所がわからず、付近で降りたのですが、その時も仲間に電話をして場所を確認してくれているようでした。こちらから「近いので歩きますよ。」と言ってしまったのですが。
私は1万キップで中心部まで行ってしまいましたが、みなさんバスターミナルからルアンパバーン中心部まで1人2万キップは相場ですよ!!!
コメント
結局。ハノイから現地まで何時間かかりましたか?帰りも同じルートでしたか?
コメントありがとうございます。
約1日ですね。
人によってはそれ以上かかってしまう場合もあります。
帰りは飛行機で帰りました。