こんにちは!
ベトナム・ハノイのゲストハウス「6ドルからの日本人宿」【ハッピーハウス】のオーナーのざわわです。
先日、ハッピーハウスのお客様がベトナムの秘境と呼ばれる「ハザン(ハジャンと表記することも)省」へ行かれました。
実は私もまだハザンに行ったことがないのですが、聞くところによるとベトナム山岳地帯で人気の「サパ」よりも絶景を楽しめるのだとか。サパも少数民族がたくさん住んでいるのですが、昔ながらの暮らしを今も続けているのはハザンの少数民族なんだとか。
今回は、ハザン旅行の様子をご紹介いたします。
目次
「まだ日本人はほとんど行かない!」それがキーワード
きっかけは国境越えについて
ある日、2人の女の子がハノイの日本人宿「ハッピーハウス」にやってきました。彼女たちのベトナム北部の旅行予定を聞いてみると、ハロン湾とサパへ行くんだとか。うん、定番でいいチョイス!
で、次の国は?・・・これも定番「ラオス」、都市は「ルアンパバーン」。じゃあ、サパからそのままラオスへ抜けるのかな?と思ったら、なんとハノイ発ハノイ戻りの「サパツアー」に既に申し込んだとのこと。
え、でも、サパってラオスにかなり近いんですけど????
オーナーざわわ:「え、そのまま、ラオスに行けばいいのに。」
女子たち:「ラオスにそのまま行けるんですか~?」
オーナーざわわ:「そうだよ~、行けるよ~。スズキさ~ん、サパからルアンパバーンのバスってありますよね?」
スズキさん:「あるよ~。」
はい、ここで突然登場したスズキさん、何者かというと、ただいま少数民族に夢中のお兄さん。少数民族のダンスや織物などに関心があるんだとか。スズキさんは山岳部にいることも多いのですが、たまたまハノイ滞在中で、ハッピーハウスに宿泊していました。
そして、スズキさんの少数民族やベトナムの山岳部情報を色々聞いてみると…
サパよりも美しい場所があった!その名も「ハザン」
ベトナムの少数民族や山岳エリアの情報に詳しいスズキさん、彼の話を聞いてみると、サパよりも美しい場所があり、イチオシとのこと。
欧米人には知名度が上がってきているけど、日本人観光客はまだほとんど行かないベトナムの最北端。
・・・その名も「ハザン」!
「日本人観光客はまだほとんど行かない」って、かなり気になりますよね??興味をもつ女子2人。
私も「ハザン」という名前は知っていたけれど、自分が行ったこともなく、そこまでお客さんにおすすめしていませんでした。日本のガイドブックにはあまり載っておらず、情報も少ないですしね。
しかし、少数民族に詳しいスズキさん、ご自身でベトナム人からプライベートカーや現地の宿を手配できるとのこと。そして、もし行きたいのであれば、特別に一緒に行ってくれるとのこと。
自分たちだけではなかなか行きにくい「ベトナムの秘境ハザン」、そのハザンのエキスパート(?)に遭遇・・・これはハザンへ行くしかないですよね!!
あっという間に仲間が増えた
スズキさんの話を聞き、サパツアーをキャンセルしてハザンへ行くことになった女子2人。しばらくして、また、別のお客さんがやってきました。世界1周経験ありの旅慣れた男子です。彼もチェックしていたのは、彼女たち同様「サパ」。少数民族にも興味があるとか。
オーナーざわわ:「え、少数民族?じゃあ、スズキさんの話、聞いてみなよ」
と、そこへ現れたのは・・・スズキさん!ちょうど、外に出かけていたところからハッピーハウスに帰ってきたところでした。
またまた、ハザンの話をするスズキさん・・・はい、旅行の仲間が1名増えました。女性2人、男性1人、案内役のスズキさん、にぎやかな旅になりそうですね~。
と思っていたら、出発当日の朝、やってきたお客さん2名も、ハザンに行く話したら興味もっちゃった。手配していた車の大きさが気になるところだったのですが、大きい車にチェンジできるとのこと!
結局、5名+スズキさんでハザンへ行くことになりました。
ハザン旅のスケジュール
今回のハザン旅行のスケジュールはこんな感じ。ゆっくり観光するためには、もう1日多い方がいいみたいです。
5月20日 ミーディンバスターミナル(ハノイ)→ハザンバスターミナル→ハザン市&ハザン市で1泊
5月21日 ハザン省を観光→ホームステイ
5月22日 ハザン省を観光→ハザン市で1泊→解散
ハザンの場所
ハザン(Ha Giang)はハノイから北へ約300Km。車で6時間半くらいです。中国に接していて、ベトナム最北端でもあります。
ミーディンから長距離バスに乗車
ハザンへ行くためには、まず、ハノイ市内の大きなバスターミナル、「ミーディンバスターミナル」へ行きます。今回は、みなさん大きなバックパックがあったので、タクシーで行きました。
いやいや、路線バスで行くよっていう人は・・・
ハロン湾への行き方ですが、ミーディンまでの行き方はわかると思います。
ミーディンバスターミナルに着いたら、ハザン行きのチケットを購入です。お値段は20万ドン。
チケットを買ったら、寝台バスに乗車。
途中、おトイレ休憩ももちろんありますよ。軽食をとるのもアリ。
バスターミナル前の宿に宿泊
1日目はハザンのゲストハウスに宿泊しました。バスタミナール目の前です。
お部屋もキレイ。
夜はハザンの街をぶらぶらした模様です。
現地のプライベートカーをチャーターして
実はハザン市までは誰でも格安20万ドン(約1000円)で簡単に行けるんです。だって、ミーディンバスターミナルまで行って、チケットを買ってバスに乗りこむだけですから。
※ハザンという言葉にはハザン省とハザン市の意味があります。
問題は、ハザン省の観光です。ハザンの絶景はハザン市ではなく、省内の各村々にあるのです。
現地に行って確認していませんが、欧米人はハザン市までバスで行き、そこでバイクを借りて個人で回る人が多いようです。じゃあ、日本人もって・・・欧米人のパワーは計り知れないですからねぇ。悪路らしく、スズキさんいわく、あまりおすすめできないそうです。
それから、地元の人用のバスを使うという手もあります。ただ、こちらは観光用ではなく移動手段だそうで、途中で写真を撮りたいから停車してくれ、なんてことはできません。
絶景を見に来て、バスの中から景色を眺めるだけというのもね・・・
となると、チャーターカーになるわけです。でも、チャーターカーって、いきなりハザンに到着して自分で手配できのか???英語が通じない中、ハザンの街をうろうろしなければならないのでは???
はい、ここでスズキさん登場。なんと、スズキさん、お友達のベトナム人ドライバーさんがいるんです。ハノイにいる間から、車を手配しておいてくれたので、サクッとプライベートカーに乗車です。
この車でハザン省を2日間かけてまわりました。
ハザン観光色々
ではでは、ここからはハザンの素敵なお写真をどんどんご紹介!
観光スポット おっぱい山・マピレン渓谷・・・
まずは大自然の中の絶景スポットと最北端から。
おっぱい山。
マピレン渓谷。
ルンクー・フラッグタワー(最北端)。
あと、私行ってないので、よくわからないけれど…
少数民族とのふれあい
そして、ハザンは絶景だけじゃないのです。
少数民族さんたちのお写真を撮らせてもらったり…
彼らは民族の言葉を話すので、言葉はなかなか通じないと思いますが交流したり…
衣装を着せてもらったり…
伝統工芸を体験したり…
民族とのふれあいもできてしまうのです。(ただ、民族とのふれあいは今回、スズキさんがかなりアレンジしてくれているかも)
ローカルフード
ベトナム料理というと、フォーや生春巻きが有名ですよね。ハノイ旅行をする人は、ブンチャーなんてのも知っているかも。でも、ベトナム料理ってそれだけじゃない。
ローカルのたちが、普段食べているような料理をみなさん食べました。
ワイルド~!!素材の味が伝わってきそう!
あ、もちろん、定番フォーも。
参加者さんのブログ
私は実際に行っていないので、この内容じゃ物足りないかも。そこで、参加者さんのブログを紹介しておきます。
家に帰るまでが遠足です
2日間、思う存分ハザンの村々を観光し、ハザン市へと戻ってきました。そこから先の予定はみなさん色々です。ハザンは、サパや中国に近いので、思い思いの場所へ。
はい、めでたし、めでたし・・・と、いきたかったのですが、なんと、5月23日、ハザンは大雨。サパへ抜けることができませんでした。
ハザンはまだ道路の状況がまだあまりよくなく、楽チン旅・・・といわけには、まだまだ行かないようです。たとえ、ベトナムに詳しい人がついていたとしても。そういう点ではサパの方が安心です。
そして、なんとスズキさんとお客さん1人が、23日体調を崩してしまいました。どうやら、食べ物が原因と思われます。
ハノイにはきれいなレストランもたくさんありますが、ハザンではそうはいかないのかもしれません。
こういったことは書こうかどうしようか悩んだのですが、事実なのでマイナス要素もお伝えしておきました。今後、ハザン旅行を検討している人は、マイナス要素のことも考えてくださいね。
例えば、ビザなし期間がギリギリでハザンへ行った場合、その期間内に戻って来れないこともあるかもしれません。
気になる人はハッピーハウスにお問合せください
ハザン旅行、ちょっと気になるな・・・
と、思ったみなさま、質問だけでも大丈夫ですので、どうぞお気軽にハッピーハウスにお問合せください。
って、「おい、オーナーざわわ、お前はハザンに行ってないだろ!」
という声が聞こえてきそうですが、とりあえず、今回の案内役スズキさんに質問してみます(笑)
そして、近いうちにハザン調査へ行ってきたいと思いまーす。その際は、今回よりかなり詳しく情報をお知らせできると思いますので、どうぞお楽しみに。
ハザンに関するお問い合わせはこちらから
コメント
質問があります。
ハジャンに行くのに申請が必要でガイドと同行でないと入れないとネットで見たのですがそう言ったものは必要なのでしょうか。
返遅くなってすみません。
必要ないです!