こんにちは!(^^)!
日本人宿はっぴーはうすのオーナー、「ざわわ」です。
先日、JVTATourismの現地オプショナルツアー「古都ホアルー&タムコック日本語日帰りツアー」に参加してきました!
このツアーも、かなりおすすめツアーです。おすすめポイントはズバリ以下4点。
- 世界遺産の絶景を【サイクリング&ボート(川下り)】で楽しめる
- 【古都ホアルー】を訪れ、ベトナムの歴史を理解できる
- 日本語ガイドツアーなのに【格安55ドル】(ハロン湾より安い)
- 【ハノイ到着が7時前】なので、最終日にも参加しやすい
それでは、タムコックの概要と、ツアー旅行記を書いていきたいと思います。
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目次
タムコックって何?世界遺産なの!?
ニンビンの中にある川下りスポット「タムコック」
「古都ホアルー&タムコックツアー」、このツアーはホアルーとタムコックの2か所へ行くわけですが、ツアーのクライマックスはやはり「タムコック」。
しかし、そもそも「タムコック(Tam Coc)」って何?と思っている方も多いですよね。
タムコックとは奇岩の絶景を見ながら川下りのできる観光スポットです。ハノイからは約100キロ、車で2時間ほど。田園風景の中からにょきにょきと突き出る奇岩の姿は、神秘的な世界を創り出していますよ。ハロン湾の風景と似ているので、「陸のハロン湾」と呼ばれることもあります。
ちなみにタムコックのベトナム語の意味は、3つの洞窟という意味。川下り中、3つのトンネルをくぐります。
そして、このタムコックは「ニンビン(Ninh Binh)」という大きなエリアの中に位置していて、「ニンビンツアー」と呼ばれることもしばしば。
【Googleマップ:ニンビン省】
ニンビンはハノイの南側に位置していますね。ニンビン駅もあり、ハノイから個人旅行で鉄道で行くこともできます。
【Googleマップ:タムコック】
タムコックはニンビンの中にあります。
チャンアンが世界遺産って聞いたのだけど?
ニンビンには、タムコックのほかにも数か所川下りができるスポットがあり、タムコックとともにもっとも有名な川下りスポットの一つが 「チャンアン(Trang An)」です。
※上の写真はチャンアン。
ハノイでニンビンツアーを手配しようとすると、タムコックへ行くツアーか、チャンアンへ行くツアーを選ぶことになるわけですが・・・
どちらへ行くべき?
最近、「世界遺産チャンアン」という言葉をガイドブックでよく見かけます。「ということは、チャンアンが世界遺産だから、タムコックは世界遺産じゃないの?」という疑問を皆様お持ちのはず。そして、どうせ行くなら世界遺産のチャンアンへ行きたいと考えている方も多いはず。
実は「世界遺産チャンアン」というのは、チャンアン単体で世界遺産として登録されているのではないのです。【チャンアン複合景観】と呼ばれ、タムコックやベトナム最初の王朝が置かれた「古都ホアルー(Hoa Lu)」も含め自然と文化の複合遺産として登録されているのです。
つまり、タムコックで川下りをしても、世界遺産の風景を見たことには変わりありません。
【世界遺産(2014年に登録)・チャンアン複合景観】
「チャンアンの方が幻想的」だとか、「タムコックの方がのどかでほのぼのしている」だとか、人によって色々感じ方がありますが、タムコックもチャンアンも基本的には石灰岩の奇岩を見ながら川下りを楽しみます。
タムコックは【チップ攻撃】や【押し売り】がある?
おばちゃんの押し売りボート
ニンビン(チャンアン・タムコック)についての情報を調べていくと、タムコックには、漕ぎ手のおばちゃんたちの「チップちょうだい」攻撃や、船に乗った物売りの押し売りがある、という情報を目にすることがあると思います。ちょっと心配ですよね。
実際はどうなのでしょう?
川下りの折り返し地点に着くと、上の写真のように数台のボートが待っていました。お菓子やジュース、果物などを売っています。そして、「パイナップル、マンゴー」などと声をかけてきます。
もちろん、買わなくてもいいわけですが、私はせっかくなので、マンゴーを買うことに。私が買ったマンゴーは1袋2万ドン(約100円)でした。それほど高くありません。
しかし、意外と良心的と思った次の瞬間。
物売りのおばちゃんは、マンゴーを手渡すと、すかさずジュース1本とお菓子2つをつかみ、「これを漕ぎ手のおばちゃんに買ってあげて」と差し出しました。
これが噂の押し売りです。合計で10万ドン以上。(ハノイ市内のコンビニで買ったら、5万ドン以下です。)
3つも買うのは気が引けたので、漕ぎ手のおばちゃんいどれが欲しいか聞いて、ジュースのみ買いました。
タムコックの押し売りおばちゃんは、2019年、今も健在です。必要なものだけ買いましょう。
チップは要求されませんでした
「チップちょうだい」攻撃の方はというと・・・。
たまたまかもしれませんが、私たちが乗った船のおばさんは終始笑顔で、「チップちょうだい」とは一言も言いませんでした。
万が一、チップを要求されたとしても、嫌な場合は断れば大丈夫です。あげたいと思った金額だけ渡すようにしましょう。
目安は1ドル~5ドルくらい。ベトナムドンで2万ドン~10万ドンです。
あらかじめ情報を知っていればこわくない
チャンアンでは、押し売りやチップ攻撃があまり見られないので、この点はタムコックの大きなマイナスポイント、今後の改善を望むばかりです。
しかし、自分の意思を持っていれば、それほどやっかいなものではないかもしれません。
「おばちゃんかわいいね。ちょっとまけてよ。」ぐらい言ってやるつもりで、ツアーに参加するのがいいかもしれません。
ここはベトナム。日本のように、いつでもどこでも、最高のサービスというわけにはいかないのが現状・・・タムコックのマイナスポイントを理解し、ツアーに参加してください。タムコックでできるサイクリングや川下りは、それ以上の価値ありです。
実際に行ってみた!【タムコック&古都ホアルー日本語ツアー旅行記】
ホテルに日本語ガイドがピックアップ!タムコックツアーのはじまり
タムコックの概要がわかったところで、ここからは旅行記です。
2019年1月13日、私は日本から遊びに来ている母&友達の3人で「古都ホアルー&タムコック日本語ツアー」に参加することにしました。
「おはようございまーす。」朝、8時。日本語ガイドさんが日本人宿はっぴーはうすまで迎えにやってきました。
※旧市街にお泊りのお客様は、お泊りのホテルロビーまでガイドがお迎えに参ります。
※ピックアップ時刻は日によって異なります。目安は8時ー8時30分
車内はこんな感じ。
もう少し小さめのバスの日もありますが、最近、ハノイからの日帰りツアーは広めのバスを利用することが多くなってきました。リムジンバスという高級バスもありますが、今回のタイプなら、リムジンでなくても窮屈さは感じません。
※バスの仕様は異なる場合があります。
バスは参加グループをすべてピックアップし終えると、いざニンビン省へ。
車内では、ペットボトルのお水が1人1本配られます。
このツアー、4人(グループの人数ではなく、参加者合計)までは、日本語と英語の混載車ツアーです。今回、私たち以外に参加者がいなかったので、混載車ツアー。5人になると、日本人専用車になります。
混載車なので、英語ガイドさんの説明のあとに、日本語ガイドさんの説明が入ります。今日のスケジュールなど確認。何か不明な点があったら、すかさず日本語で質問。それが日本語ガイドツアーのいいところですよね。
途中、トイレ休憩があり、お土産屋に立ち寄ります。集合時刻や集合場所の確認も日本語でしっかりとしておきましょう。
古都ホアルーへ到着、歴史探索
順調に、古都ホアルーへ。
11時前に到着してしまいました。ハロン湾より、移動時間が短いのは体力的にかなりラクチン。
古都ホアルーは、ベトナム最初の王朝があった場所。
1010年にタンロン(現在のハノイ)に遷都するまで、首都としてベトナム政治経済の中心でした。
ベトナムの古都というとフエを思い出しがちですが、中国を支配を終わらせ初の独立王朝が誕生したのはベトナムの歴史がスタートした場所は、ここニンビンです。
中に入ると、水牛さんが待ち構えていました。写真を撮るのは自由。牛の上に乗ったら、チップをあげてくださいね。
ガイドさんに連れられ、中へ中へ。
初代皇帝ディン・ティエン・ホアンが祀られています。ディン・ティエン・ホアンの廟を見た後は、2代皇帝レー・ダイ・ハンの廟へも行きますよ。
私は、何度かホアルーへ行っているので、段々、王様の名前も覚えてきてしまいましたが、初めてホアルーを訪れるのなら日本語ガイドは理解が深まっておすすめです。
私はディン・ティエン・ホアンの廟にあるこの門が好き。形がかっこよくて、ベトナムっぽくないですか?
ビュッフェランチ、ニンビン名物ヤギ肉のあんかけおこげ
古都ホアルーの見学を終えると、バスで移動し、昼食です。
昼食はビュッフェランチです。5名を超えたら、セットランチに。
好きなものをとって食べますよ。
そしてニンビンの名物料理、あんかけおこげ(コムチャイ)はお忘れなく。
サクサクごはんに、ヤギ肉のあんかけをかけて食べます。
お待ちかねの自転車サイクリングタイムで気分爽快
ご飯の後はお待ちかねのサイクリングです。このサイクリングのアクティビティは通常チャンアンツアーにはありません。タムコックツアーの大きな特徴です。
今回はレストランの裏にある自転車乗り場から出発。けっこう古い自転車が多いので、積極的に新しい自転車を取りに行くのがおすすめですよ。
※違う場所に移動することもあるかもしれません。
片手運転でがんばり、動画を撮ってみました。
風を切って走りながら、ニンビンの景色を楽しめます。
そうそう、絶景写真を撮るのをもお忘れなく。
30~40分のサイクリングを楽しみましたが、サイクリングの参加は自由です。母は自転車に乗らずレストランで待っていました。周辺を散歩できたそうです。
タムコック川下りと言えば足漕ぎボート
さあ、いよいよこのツアーの目玉、タムコック川下りです。2人~3人くらいで1艘の船に乗り込みます。
ライフジャケットもしっかり着て、レッツゴー。
そして、タムコックと言えばやはりこの足漕ぎのスゴ技!!
おじさん、おばさん、お兄さん、お姉さん、みんな見事な足さばきです。チャンアンでは見られないので注目です。
足で漕ぐのは難しいので、手で体験。
世界遺産の絶景に癒されよう
おばさんの足漕ぎに関心していると、あっと今に目の前に絶景が広がります。
マイナスイオン(?)で癒される~。
そんな気分です。
お楽しみの洞窟くぐり。暗い中を通ると、テンションが上がります。ディズニーランドのあのアトラクションを彷彿とさせる??
そして、また再び癒しの景色。
さらに、今回は、季節的に見ることができなかったのですが、6月ごろは蓮の花も見ることができます。今回は、ちょうど蓮の花を植える準備をしているところでした。耕運機で、川の中の土を耕していましたよ。
※写真はイメージ。
買って買って攻撃に注意
折り返し地点で待ち受けるのは、このようなお土産屋さん。
かなり積極的にモノを進めて来ますが、買う買わないは自由ですよー。
バスでハノイへ、到着が早い
1時間半ほどでもとの場所に戻ってきます。
人によって異なると思いますが、今回はチップの要求は全くなし。気持ちよく、こちらからチップを渡すことができました。3人分で10万ドン(約500円)を渡しましたよ。
3時半頃、タムコックを出発し、途中1回休憩をはさみ、ハノイへ着いたのは6時半前。
休憩を入れて約3時間の道のりでした。
そして、この日は日曜日だったので、旧市街が歩行者天国になる日。
金・土・日の夜は、ホテル前での降車はできないので、それぞれのホテルに可能な限り近い場所で降車になります。降車時にガイドさんがホテルまでの道を説明してくれるのですが、英語が苦手な人は、金・土・日に参加の場合、日本語ツアーが安心かもしれません。
今回、日本語ツアー参加者が私たちしかいなかったので、ガイドさんも一緒にバスから降り、はっぴーはうすまで案内してくれました。
ハノイ到着が6時ぐらいになるので、ツアーに参加した日の夜もまだまだ楽しめます。実はこの日の夜、母は帰国だったのですが、私たちはきのこ鍋で有名なレストラン、アシマまで行ってきてしまいました。時間を有効活用し、満足の1日です。
ハロン湾ツアーは戻りが8時~9時ぐらいになるので、最終日に参加するのは少し不安ですが、この「古都ホアルー&タムコックツアー」なら夜便で帰る日にでも参加しやすいですよね。
一緒に参加した友人の感想
ベトナム旅行に初めて行きました。
ハノイの世界遺産はハロン湾が有名ですが、私はニンビンツアーに参加しました。 ホアルー寺院ではベトナムの歴史を知ることができます。また、チャンアンの景色を見ながらのサイクリングはとても爽快。そして、なんといってもタムコック。雄大な景色の中、小舟の旅を楽しむことができました。途中、自然が作り出した洞窟を3回くぐるのも見所です。
のんびり静かに自然を楽しみたい人にお勧めです!
なんで格安55ドルなの?
このツアーのお値段、なんと超格安の55ドルです。
「もぐりのガイドなんじゃないの?」
「あやしいツアー会社なんじゃないの?」
という疑問を持つ方もいらっしゃるはず。
実は格安の秘密は、英語ツアーとの「混載車」です。ツアーの参加者が4人までは、英語ツアーと同じ車を利用することで、この安さでご提供できています。また、1名参加でも催行可能になっています。※5人以上は日本人専用車。
ガイドは、もちろん資格をもったプロのガイドですし、催行会社のJVTAは、新しい会社とはいえ、日本人も経営陣に加わる安心の会社です。
さらにJVTAの現地スタッフはベトナム人が中心ですが、はっぴーはうすを通してご予約いただいた場合、現地在住の日本人がメールにて返信、対応いたします。
古都ホアルー&タムコック日本語ツアーのまとめ
「古都ホアルー&タムコック日本語ツアー」、いかがでしょうか。ハノイ旅行というと、ほとんどの人はハロン湾ツアーを考えると思うのですが、陸のハロン湾タムコック(ニンビン)もありなのではないでしょうか。キングコングの撮影地チャンアンのツアーとも合わせてご検討ください。
【このツアーの復習ポイント】
- 【サイクリング&ボート(川下り)】を楽しむ(絶景&足漕ぎのスゴ技)
- ベトナム最初の王朝【古都ホアルー】を見学
- 混載車利用で【格安55ドル/1名】
- 【ハノイ到着が7時前】で、時間の有効活用
このツアーへの申し込み方法
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ツアー参加までの流れ
- イージーベトトラベルの【かんたん予約フォーム】に入力
- 【N13 古都ホアルー&陸のハロン湾タムコック日帰り日本語ツアー…$55】を選択
- 48時間以内に可・不可をイージーベトトラベルより返信
- 当日ツアーに参加(ハノイ旧市街宿泊施設はロビーにピックアップ)
- 当日ツアーガイドに代金をお支払(米ドル・ベトナムドンの現金のみ)
パスポート番号を入力いただきます。ご用意ください。
宿泊のお客様ははっぴーはうすでもお申込み可能!